■日々のひらめき2008年3〜5月
 ■2008/5/27 関西コミティア32
 先日、天満橋で行われた『関西コミティア32』に参加してきました。
 当日ブースに立ち寄っていただいた皆様、どうもありがとうございました〜。遅ればせながら、当日のレポなど。

 関西コミティアにサークル参加するのは去年の秋に続き今回が2回目ですが、同じ即売会の2度目というのは、結構緊張するんですよね。前回は初参加ってことで物珍しさで買ってくださった方でも、続けてみんな来てくれるわけではないですし。2回目が1回目より結果が悪かったら、そりゃもう自分の実力不足というしかないですからねえ。
 なんとか新作のコピー誌を一冊作り上げて、あとは2月に東京で出した本もこっちでは初売りってことで臨んだわけですが…結論だけ言うと、前回とほぼ同じくらいの結果でした。前回は途中で一部の本がなくなってしまったんで、今回はちょっと多めに作ったら、その分が残ったような形。うん、こんなものですな。次は秋の開催なので、それまでにはもう少し力を付けたいところ。
 いつもながら、コミティアは落ち着いて参加できる、いい雰囲気のイベントですね。入場者も前回と同じくらい、丁度いい感じで賑わってるように感じました。また、結構自分でもまわって他のサークルさんの本を買ってしまうのですよ。
 週末にでも、まとめて読もうっと。

 当日のサプライズとしては、今回のイベントのカタログ。コミティアのカタログって、読者の感想とか注目作品の特集とかが多く載っていて読み物としても面白いんですが、今回、電算機が前回出した本の一冊が感想をいただいていて、それで1ページほどの記事を組んでもらってたんですね。事前には知らなかったので、これにはビックリ。
 個人的にもらう感想メールとかならともかく、周囲の目に触れるような形で描いたものをとりあげてもらうというのは初めてのことでして…嬉しいのはもちろんですが、ちょっと照れますねこれは(笑)。
 でも、いい記念且つ励みになりました。電算機のような者でも、長くやってるとこういうこともあるんですねえ。

 下の写真は、今回の机の上の様子。コミティアではあまりトイを飾らないようにしてるんですが(空気を読んで…)、こっそりと『ケータイ捜査官7』のフォンブレイバー7だけ隅っこに置いてました。

  写真の右端に写ってるヤツですね。イベント中何人かに「あ、セブンだ」という反応があったんですが…なんとみなさん、番組は知ってても見たことないという。
 うーん、あのドラマは「圏外」なのかっ。特撮モノには珍しい、落ち着いた雰囲気のいい少年向けドラマだと思うんですけどねえ。少年とメカの交流とかのテーマが好きなら、見て損なしですよー。
 …って、コミティア関係ねえ(笑)。でもけっこうそんな話を、ブースでしてたんですよ。

 とまあ、ザッと思いつくまま振り返ってみましたが、実は今回色々アクシデントや反省もありまして…。
 ま、ちょっと長くなってきたので、その辺はまた次回に。(続くんかい)
 
 ■2008/5/18 コミティア準備中
 『関西コミティア32』はいよいよ来週末。
 でもいまだに原稿やっております。大丈夫なのかこの本。

 …って、一月ほど前にも同じような書き出しをしていたなあ。
 とりあえず、準備中の本の見本を一枚だしておきます。

 
 ―今回は『憑き物系』の漫画です。いや、そういう分類があるかどうかは分かりませが。
 霊だの死神だのにとり憑かれる、という設定の漫画はよくありますよねえ。で、たまには自分でもそういうの描いてみたいかなーという…すいませんベタで(笑)。内容もベタベタですなあ…。
 現在のところ、まだタイトルも決まってないような段階。あと一週間でどこまで仕上げられるか、やるだけやってみます。
 ■2008/5/11 パロディとオリジナル

 月末の関西コミティアに向けて、ボチボチ準備を進めております。結局こないだのCOMIC1あわせの本を入稿してから、次にかかるまで1週間半ほど空いてしまいましたねえ。いかんいかん。

 現在のところ創作系即売会で出してる本は他の即売会では置いてないので(例外は去年の4コマオンリーぐらい)、最近会場でちょくちょく聞かれたりはします。基本的に創作で出してるのは一冊あたりは本とも呼べないくらい薄いコピー誌ですし、一回売り切りの突発本ぐらいのつもりでいるのでしばらくは総合系のイベントでは置かないつもり…なのですが。
 うーん、一回ぐらい実験的に最新刊だけ置いてみてもいいのかなあ。でも実際のトコ、パロディのオフセ本の在庫があるので、置くスペースにも困るのですよね(苦笑)。

 ところでこないだ会場で「パロディとオリジナルを平行してやってると頭を切り替えるのが難しくはないか」というような事を聞かれたんですが、電算機は今んとこあまりそういう感じはないですねえ。キャラ中心の漫画を描いてるせいか、どっちをやるにせよ結局のところキャラがちゃんとイメージの中でネタをいっぱいやってくれるようになれば描けるし、それがなければ描けない。この辺はオリジナルもパロディも差がないように思います。要は「描きたいキャラがいる」から描くわけでして。
 描くことにおいてこの2つに差があるとすれば…「オリジナルのキャラは自分(の好み)が出すぎてて恥ずかしい。パロディの方が借り物の分気楽に描けるんじゃないか」というような意見が、友人と話してた時に出たんですが、これは電算機もある意味同意できたるかも。パロディをいい加減に描いてるということではなく。
 もっともこの辺の気持ちは創作を始めるにあたって、どっかにうっちゃってしまいましたが。最初から創作で同人をやってる方には、よく分からない意見かもしれませんねえ。

 あ、パロディとオリジナルを平行してやってて一番困るのは頭の切り替えより手が追いつかないことですな。どっちの本も内容が薄くなるようじゃ、いかんよなあ。
 ■2008/5/5 クローバーフィールド
 遅ればせながら(?)『クローバーフィールド』を観てきました。
 上映開始からけっこう経ってるので席も余裕があるかなと思ってたら、狭いシアターだったけど夜の部が満員。けっこうあたってるのかな?
 以下、ちょっとネタバレありの感想。



 怪獣モノを素人が撮ったドキュメント風に描いた映画…という風に聞いていたのですが、正にそういう作品でした。怪獣やロボットのような「架空の巨大なもの」が好きな人なら、「自分が実際に遭遇したらこんな風に見えるんじゃないか、周りはこんな反応をするんじゃないか」みたいなことを空想したことがあると思うんですが、これは全篇そういう視点で撮られた映画なんですな。
 なんで怪獣と、それが引き起こす災害の恐ろしさがものすごいインパクトで感じられます。カメラ(を持った視点の人物)も怪獣に襲われるので、前から2番目の列の席で観た電算機からすると体感アトラクションのビックリの臨場感。これは劇場のスクリーンと音響で観て良かったです。
 ドキュメント風とは言え、適度にドラマのある展開も入り、ショッキングな場面の前にはちゃんとタメもあるし、ここぞという場面では印象的な画面作りにもなっているので、娯楽作としても上手なんですよね。
 いや、面白かったです。

 ただまあ、「怪獣をリアルに見せる工夫」というのは他の怪獣映画でも所々に入れられているものなので、「全篇それで通してみたら」というのは好きな人なら誰しもが思うことだとは思うのですよ。
 で、実際に今回のように一つの形として出されると…共感は大いにあるんだけど「ああ、ついにこういうのが出来ちゃったか」という寂しさみたいなものもちょっと感じてしまう部分もあったり。これやっちゃったら、この先どうするんだという…ま、この辺は個人的な考えですが。

 何にせよ、怪獣ものやパニックものが好きなら、観ておいたほうがいいと言える作品だとは思いますねえ。できたらビデオとか待つんじゃなくて、映画館で。
 ■2008/4/29 COMIC1☆2
 先日、有明のビッグサイトで行われたCOMIC1☆2に参加してきました。
 当日ブースに立ち寄っていただいた皆様、どうもありがとうございました〜。
 遅ればせながら、当日の簡単なレポなどを…。

 

 当初はイベント前日の土曜から上京して、余裕をもって会場入りするつもりだったんですが、数日前に痛めた腰の具合が良くなかったので土曜は休養にあて、当日早朝に新幹線で上京となりました。
 会場入りして、とりあえず届いていた新刊をチェック。ここで当日、一番の反省。

 …うわ、新刊、薄っ。

 まあページ数が少ない、というのは理解してたんですが、作ってる間はなんとか形にはなってるかと思ってたんですよ。しかし実際に本をめくってみると、これはボリュームなさすぎるだろう、という感じで…。相方からもその辺は注意されましたし、今後の反省材料としないといけませんなあ。
 あ、内容そのものは結構気に入ってます、個人的には。

 イベント自体は、大手サークルが多く参加してるということもあり、かなりの人出でした。
 会場がビッグサイト東ホール、一般入場の開幕ダッシュや外周にできる行列と、場内は一時プチコミケ状態。電算機はしばらく自分のブースで本を売っていて、後半になってようやく場内をまわってみたんですが、すでに完売で引き上げていたサークルさんもチラホラ。全体的に、かなり賑わったんじゃないでしょうか。
 電算機自身のサークルはというと、売り上げはここ数回のコミケでの平均の、約半分。イベント自体の規模がコミケ3日目の半分ということはさすがにないから、結果的にはいい成績ということになりますね。
 うーむ、すごいなCOMIC1…。
 ただ、本を売ったり買ったりという分には良かったんですが、なんというかイベント自体の面白みというか、独自の雰囲気みたいなものは薄く感じたかもしれません。イベント後は即売会主催者を招いたトークショーとかあったようなので、当日のうちに帰るというスケジュールじゃなかったら覗いてみてもよかったかなあ。

 イベント中は、普段関西の即売会では会えないサークルの方や常連さんと多くお会いして話す事ができたのが、やはり何より楽しかったです。この時期に大規模のイベントと言うのは、そういう点でもありがたいですね。
 イベント後は相方と秋葉原に出て、関東の友人と2時間ほど歓談。せっかく東京に出て、イベント以外はこれだけというのはちと寂しい。他にお会いしたい方もけっこういたのですが、日帰りでは時間が…残念。やはり体は大事にしなければ…。

 最後に、写真は恒例の当日飾ったトイ。

 
 …これ、全て相方が持ち込んだもの。電算機は正直言うとトランスフォーマーに関しては門外漢なので、今回ブースに来た方とのトイ話ではもっぱら聞き役でした(笑)。こんだけ並べると、さすがに壮観。

 そんなこんなで、慌しくも楽しい春の一日でした。
 続いて関西コミティアが控えてます。休まず、いこう。
 ■2008/4/24 前門のトラをやっつける
 週末のCOMIC1用の新刊、なんとか仕上げて数日前に無事入稿してきました。
 うひー今回もキツかったー。正直、オフセットで出せるギリギリのページ数の本(電算機の基準では)なんですが、とりあえずオフで出せるので良かった。
 メイドロボ本―とゆーかシルファ本『メイドロボ日和』、会場に来られる方は是非お手にとってご覧ください〜。
 あ、雑記タイトルでは「やっつける」となってますが、それなりに力は入れてるんで決してやっつけ仕事ではないです。(薄いけど…)

 入稿してから今回の雑記までちょっと間があるんですが、実は今回、一度入稿したあとに一枚だけ破損してるデータが発見されましてね。印刷屋さんからデータの再提出を求められたので、その手間の分報告が遅くなってしまいました。もう、データで入稿するようになってからけっこう経ちますが、こんなことは初めて。もし、本当の締め切りギリギリで入稿してたら、データの破損をフォローすることすらできなかったのでは…とちょっと恐ろしい想像が頭をかすめました。やっぱり入稿は余裕をもってやるべきですなあ…。

 ところでCOMIC1(略称とかないのかな)がこの春の「前門の虎」だとすると、「後門の狼」は来月末の関西コミティア。こっちも手ブラで参加というワケにはいかないので、早々に手を付けないとなー。 それが終わったら夏コミの準備に入って…と、しばらくやる事には事欠かなさそう。まあ望んでやってる事だし、やれるうちにやっときましょう。

 体調的にはちょっと腰痛が再発してきて、週内はムリしない方がよさそうな感じでもあるんですが、会場にはなんとか行くつもりですよ〜。
 ■2008/4/20 引き続き原稿中
 『COMIC1』はいよいよ来週末。
 でもいまだに原稿やっております。大丈夫なのかこの本。

 とりあえず、もう一枚ほど見本を出しておきます。
 さっきできたばかりのモノですが…これから、さらに何枚か作らないといけないからツライ。

 
 シルファは動かしやすくて、いいキャラですね。描いてて思ったんですが、ローゼンメイデンの翠星石に、ちょっと感じが似てる、かも…?

 さ、原稿に戻らねば。次の更新では「入稿しました」と書けるはずです…。いや、書けないと困る。
 ■2008/4/17 ギアスとマクロス
 月末のイベントを控え、仕事と原稿の毎日。このモードに入ると、日々に潤いがなくなってしまう感じでいけませんねえ。
 下手するとコピーになるかと思ってた春の新刊は、ギリギリでオフセにできるかも…いやまだ油断はできないぞ。

 四月開始の新番組も、暇を見つけてはチェックするようにしてますが、「今期はコレだな」と思えるほどにインバクトがある作品はあまりない、かな?このままだと普通にコードギアスとマクロスを見てしまうかも…ガチガチですなあ。
 コードギアスの第二期ですが、先の読めない展開と多彩なキャラで見てる側をグイグイ引っ張る力強さは健在の様子。ただ一期目の面白さって、あれだけ大勢のキャラの役割や出番をちゃんと管理していたから成り立っていたと思うので、さらにキャラが増えた今期はその辺がグチャグチャになりそうで怖いですねえ…。 どうでもいいけどルルーシュのとる戦略って、山とかビルとか崩すのばっかりのような気が。もう少し工夫はないものか。
 マクロスFはドラマ的に見てて乗れるかどうかはまだ分からないんですが、やはりメカ戦がカッコいいです。第2話冒頭数分なんか音楽の効果もあって凄い充実ぶりで、こういうのが時々見れるんなら視聴継続しちゃうよと思わせるのに十分。ほんとに今後もあのクオリティが維持できるのか、ちょっと見守りたいですねえ。

 出だしは好みなんだけど、もう少し見てから判断しようかなあという作品もいくつか。関西では土曜深夜に放映してる『紅』とか、特撮モノだと『ケータイ捜査官7』とか。ある程度落ち着いてきたら、また感想でも書くかもしれません。
 あ、春スタートじゃないけど今年の戦隊モノの『ゴーオンジャー』がけっこうお気に入りです。変に設定やストーリーに凝ったりせず、「これは子供が見る番組です」と宣言してるかのようなストレートな作りが清々しい。賑やか且つちょっほのぼのした雰囲気も良いですな。

 しかしこの時期は、録画の消化と原稿を両立させるのがキビシイ…。や、もちろん原稿を優先するべきですが。
 ■2008/4/6 春の参加イベント
 なんだか告知が遅くなってしまいましたが、次の参加イベントは今月22日の『COMIC1』の2回目になります。
 前のコミティアに続いて、また上京です。
 会場に来られる方、よろしくお願いします。

 イベント合わせの新刊の方は、現在準備中―。やはりというか、『ToHeart2 AD』より、メイドロボ本。
 というか、ほとんどシルファ本ですね。せっかくだから、俺はこの末っ子のロボを選ぶぜ!
 以下は、内容の見本です。
 ―まあ、こんな感じの漫画。いつもより甘めのネタを多くしたいですねえ。
 オフセットで出せるか、コピー誌になるかは微妙なところです。なんせやっと見本が出せるようになったぐらいの段階ですから―進捗は、推して知るべし。
 ■2008/3/29 ハードカバーは重すぎる
 四月からのアニメ化にあわせて、有川浩の『図書館戦争』を読んでみました。
 この作家の著作は以前からちょっと読んでみたかったんですが、とある理由で今まで手をつけてなかったんですよね。

 …いや、有川浩の本てほとんどハードカバーで、まだ文庫化されてないみたいなんですよね…。(なんてセコイ理由!)
 読書の時間が、主に仕事の行き帰りに乗る電車やバスの中(一日一時間半ぐらいは乗ってる)という電算機には、持ち運びしやすい文庫の方がありがたいので、そのうち文庫化しないかと待ってたんですよ。ハードカバーだとカバンに入れてても重いし、読んだあと部屋に置くのも場所とりますしねー。とりあえず『図書館戦争』に関してはアニメ見る前に読んでおきたかったので頑張ってハードカバー買いましたが。
 …やはり持ち運ぶのがちょっと…。

 メディアを検閲する組織と、表現の自由を守らんとする図書館側が武力で衝突する―という構図は、なかなか現代的で面白いですねえ。設定が特殊なためか、逆に登場人物やその関係なんかはシンプルで分かりやすく、その辺も上手に感じました。
 いや、面白かったので、そのうち続きも読みたいと思ったんですが。

 …残りの三冊や、シリーズ外の著作も当然ハードカバーなワケで。いつか文庫化されるとしても、もっと先の話なワケで。
 うーん、悩むな…。てゆーか、我ながらなんとセコイ悩み。
 ■2008/3/24 見本誌読書会に行ってみた

 ここ数週でまたいくつかのイベント申し込みをしておきました。
とりあえず、夏コミ明けぐらいまでの予定は、これで立ったでしょうか。

 ところで先日、関西コミティアの「見本誌読書会」というものに行ってきました。即売会じゃないです。コミティアは参加サークルが見本誌を主催側に提出する仕組みになっているのですが、それをまとめて読める集まりがあるんですね。
 ここで5月の関西ティアの参加が直接申し込めるので、それもあって。見本誌を読むコーナーはティアの会場内でも実施されてはいるんですが、サークル参加してるとイベント中はなかなか読みにも出れないのでねえ…。こういう機会は、ありがたいですよ。

 ビルの会議室の一つを借りて、参加者みんなで机に向かってただ黙々と同人誌を読んでいると言う風景は、なかなか独特の風情がありましたねえ…。電算機も何時間かお邪魔して、今まで読んでなかったサークルさんの本を色々読んできました。
 いやー、色々触発される部分もあり、面白かったですね。腰を落ち着けて、自分のペースで読めるってのがイベントで探す時と違います。
 たまにはこうして、売る方じゃなくて本を読む方に専念するのもいいなあと思いました。自分でサークル立ち上げる以前を、ちょっと思い出しましたねえ。

 ―で、もちろんウチのサークルの見本誌も置いてあったワケですが…敢えて、見て見ぬフリをしました(笑)。他のサークルさんの力作見た後だと、ちょっと自分じゃめくれませんわー。
 ■2008/3/18 オールクリアー
 『ToHeart2 AD』(もうめんどくさいので略しちゃう)を、ようやく、オールクリア〜。
 個人的なこのゲームの感触は、大体以前の日記で触れたとおり。
 最後まで楽しんでプレイできたので、まずは良かったです。

 ところでこのゲーム、ネットとかでは、かなり厳しい意見も目にするんですよねえ…。
 よく見るように思うのが、「主人公がヘタレすぎる」「期待してたヒロインのシナリオがダメだ」「前作からのキャラの言動がおかしい」といったとかろかな。
 いやこれ、実は電算機ももっともな意見だと思うんですけども…。

 でも電算機の感覚だと、前作のノリをちょっと崩したようなアホアホな会話とかはけっこう楽しかったし、シナリオにしてもシルファやよっち、ちゃるなんかは前作のどのシナリオよりも良いんじゃないかと感じましたし、主人公の腰の引けっぷりは…まあ、我慢できる程度ではあったので(多分、各シナリオがあまり長くないのが良かったのではないかと)、トータルではやっぱり「楽しんだ」という気分が先にくるんですよね。
 ―多分、電算機はこのゲームとの相性が、よかったんでしょうねえ。
 そりゃいくのんやまーりゃんのシナリオがもっと良ければもっと嬉しいし、ミルファあたりはもっとメインヒロイン的に描いた方がゲームにまとまりが出たんじゃないかとか、色々もったいないと思うところもあるんですが。そこまで望むのも贅沢かなあとか。
 あ、今回各ルートのヒロインが、他のヒロインのルートにもじゃんじゃん出張して色々やってくれるのはかなり嬉しかった。これは、前作の時ももっとほしい要素だったので。

 そんなワケで、せっかく楽しんだので、春のイベントにはADの本を何か出したいなあと思う今日この頃なのです。
 ―いや、間に合えば、ですがネ。
 依頼原稿もまだ終わってないしなあ…。
 ■2008/3/14 こ、腰が…
 今週に入ってから、なんだか腰の調子が悪いのです。
 動かすと、痛い。まっすぐに伸ばしてる時は座ってても歩いたりしてても大丈夫なんですが、前後に曲げたり左右に捻ったりすると、途端に「いたたた…。」
 今、コブラツイストとかかけられたら、即ギブアップするね。
 今まではちょっと痛む時があっても、一日くらい放ってたら治ってたのに、日に日に悪化していくような…ちと本格的にケアが必要ですかねえ。これも寄る年波ってヤツか…。

 そういや以前に一度だけ、腰が痛くて動けなくなった時がありました。さすがにその時は仕事も休んで、ずっと寝てたんですが…。
 ここぞとばかりに、一日中寝たままノートPCでやりかけの『Kanon』をプレイしてたのを思いだします。何というただれた生活。
 幸い、翌日には動けるようになっていたのですが、あれもきっと「奇跡」のご利益だったに違いない(んなワケない)。

 ■2008/3/11 アナザーな日々
 発売から一週間ちょい、今週もジリジリと『ToHeart2 AnotherDays』をプレイしております。
 前の日記から引き続いて、ちゃる→菜々子→まーりゃん先輩→郁乃とクリア。あと残ってるのはこのみ&タマ姉ルートと春夏さんルートの二つ。コンプまであと少し。
 キャラ別の細かい感想などは、全部終わらせて落ち着いてからまとめようかと思ってるのですが、現時点で思うことを少しだけ…。


 前回もちょっと書きましたが、あらためてこのソフト、「豪華なファンディスク」として楽しんだ方がいいんじゃないかと。前作と同じ雰囲気とボリュームのものが楽しめる新作だと思ってると、ちょっとツライかもしれませんねえ。
 あきらかに自作のパロディというか、前作の雰囲気をわざと崩す方向にいってるんですよね、全体のノリが。ギャルゲーにありがちな主人公のモテぶりとかヒロインの極端な性格なんか、茶化す方向で書かれてる部分があるし、テキスト自体もアホっぽいノリが多いし。
 電算機は始めてちょっとで「今回はこういうノリなんだな」と了解してプレイできたので、現時点でも基本的には楽しんで続けているのですが、「期待してたのと違う」という方も結構いるんじゃないかと思います。
 うーん、難しいなこの辺は。

 ―しかしそんな電算機でも、ま―りゃんルートの最後の方の展開は「さすがにこれは乗れん」という感じでしたが…。
 意表つきまくりの郁乃ルートは、個人的には面白いと思う所も多いんですが、郁乃ルートが目当てだった方は「もっと普通にやってくれ…」とガックリくるじゃないかなあ。
 ちゃるルートはなかなか良かったです。小山剛志兄さん(だよね、あの声は…)、ちょっと頑張りすぎ(笑)。

 残りのルートも、楽しめる内容だといいなあ。
 今週はゲームばっかやってて原稿がちっとも進んでないので(ダメじゃん)、あとはそっちと折り合いつけながらマイペースでやっていきたいもんです。
 ■2008/3/3『ToHeart2 AnotherDays』

 ねんがんの『ToHeart2 AnotherDays』をてにいれたぞ!(←お約束的書き出し)

 というワケでToHeart2の新作が(やっと)出たので、早速プレイしてみました。久々に腰をすえてプレイするのがエロゲーというのはアレですが、今でもLeaf系サークルとして同人活動している者として、これはプレイせぬワケにはいかんのですよ。

 現時点で3人ほどクリアしてみたんですが、今のところ個人的には楽しんでプレイしています。
 今回攻略対象になった前作出演キャラは基本的には皆好きなんで、とりあえずつかみはオッケー。ミルファ→シルファ→よっちの順でクリアしてみたんですが、よっちが期待以上に可愛くて大変よろしいです。シルファも予想してたよりも良いなあ。
 主人公が前作にも増して煮え切らないヤツなのには参ったりもしますが…ま、まあそれも一種のギャグだと思えば。 真面目に構えてプレイすると主人公の言動にイライラするところがあるので、どっちかというとファンディスクだと思って気楽に楽しんだ方がいいソフトかもしれませんね。テキストにパロディや下ネタが多いのも、そう思う一因かも。
 …しかし貴明、だいぶキャラ付けが変わったなあ…。
 
 前作がノベルゲーでテキスト多めだったのが、今回はアドベンチャー形式になってサクサク進むようになったのは、個人的には歓迎。あまりに長いゲームはちょっと集中力が続かないですし、ましてやノベルゲーで冗長な文章を延々と読まされるのは辛いので…。
 でもその辺は「ボリューム不足」と感じる人もいるでしょうし、好みの問題になるのかな。
 せっかくの新作だし、頑張ってプレイ時間作って、オールクリアを目指してみようと思います。残してるキャラのシナリオは、どうなのかなあ。なんか、良くないウワサを聞くルートもあるので、進めるのが多少怖くもあり…。


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