■日々のひらめき2005年5〜6月
 2005年6月30日
 暑イ…。まだ6月だってのに大阪は連日30度超って何なんスかコレ。
 自慢じゃないけど電算機は体力には全く自信がないので、夏は苦手なんですよ。五月病なんかにはあまり縁がないタイプですが、七月病(つーか単なる夏バテ)には毎年悩まされとるんですよ。こんな早よからはマズイなあ…。
 七月病になるとどういう症状が出るかというと、まず気力がなくなって何も手に付かなくなります。さらに重くなると、思考も滞りだして何も考えられなくなります。何かもう、「バイオハザード」でゾンビになってゆく研究員の気持ちが理解できるような。夏コミ前にコレが来るんだから恐ろしい。
 ちゅーワケでそろそろ夏も本番、しばらくサイトの更新がまばらになってもそれは七月病のせいだと今から言い訳しときます。オレのせいじゃないんだ!夏の妖精のイタズラなんだ!(弱気…)
 夏コミの新刊がショボくてもそれは…いや、この事態だけはできたら避けたいなあ。
 2005年6月26日
 ちと探してる品があったんで梅田地下のキディランドに寄ってみると、店員さんの一人がダース・ベイダーのボイスチェンジャーを被って接客しておりまして。別にそのベイダーマスクを探しに来たワケじゃないんですが、ついしげしげと眺めてしまったので店員さんと目が合って、ベイダー卿に目礼する形に。思わず苦笑。
 しかし、アレはいい物だなあ…。件の被り物、電算機も春先にCMを見た時から目を付けていたのですよ。いや、ぶっちゃけアレを被って夏コミあたりで売り子したいなーとか思いまして。まあコスプレ売り子の一種みたいなもんですが、本見てまわってていきなりブースにベイダー卿が座ってたら面白いかな、と。声だってバッチリだし。
 
 「あの…この本みせてもらっていいですか?」
 「シュコーパー(どうぞご自由に)」
 「すいません、一冊下さい」
 「シュコーパー(5百円になります)」
 ―みたいなノリで。
 最も、今や世界中にベイダーマスクの人は出没しているらしいので、夏コミでは全然出遅れなワケですが!
 
 いやもちろん、シャレとして想像するだけで、実際にやったりはしませんがね…。しかし実際にモノを見ると、売り子に使うかは別にして、とりあえず一つ買っといて一度は被ってみたい衝動に駆られる一品ではありました。あれで値段が4千円チョイというのも魅力、さすがに商売の規模がデカいからできるんでしょうなあ…。

 で、結局買わなかったんですがね。
 そんなしょうもない仕込みしてるヒマがあったら、夏コミの本の仕込みしなさいとか、心の声が聞こえたりして。
 ああ、耳が痛い…。
 2005年6月19日
 「仮面ライダー響鬼」の映画版が時代劇である、というのは一度ネタとして取り上げたけど、その撮影が先日京都は太秦映画村で行われてたんですよ。エキストラを募って
 で、面白そうだと思ったんでちょっと現地行って覘いてきたんですよ。ウチから太秦まではそんなに遠くないし(それでも片道2時間弱かかるけど)、なによりエキストラが「時代劇の扮装をして現地まで来ないといけない」というあたりに無性に興味が。みんな、どんな格好で来るつもりなのか?

 「…うわ、レベル高ッ!
 いや現地行ってみてマジ(響鬼なのに)ビックリ。素人さん募集なわけだから、適当に和服ひっかけて下駄履いたぐらいの人が多いかと思ってたら、皆さん気合入ってる…。ただの町人姿でも、草鞋の履き方や帯の巻き方、頭巾や着物の色合い等かなりの凝りよう。さらに侍くずれやボロを纏った乞○風、天秤棒担いだシジミ売り売りがいるかと思えば茶摘娘に商人風に、薪背負ったりお面付けたりetc…と扮装のバリエーションもかなり豊か。センスいいなあ。一種の和風コスプレパーティーだよこれは。写真をお見せできないのが残念です!いやまあ、どうせ雑誌等に載るでしょうが。

 オーディションの後、合格された方を集めて映画本編の撮影があったんで、それもちょいと覘いてみたんですが、映画見ても衣装だけではどこまでがエキストラでどこまでが本職の役者さんなのか分からないかも。
 今回は衣裳関係のことですが、どんなジャンルにでも、レベルの高い人達というのはゴロゴロいるもんなんだなあとかしみじみ感じてみたり…。「自分で作った」とか「ネットオークションで古着を集めてチョイスした」とか、小道具の入手法とか、話聞いてるとやっぱり本格的ですな。
 あ、さすがにメインキャストの人たちは、煌びやかな衣裳を身に纏っいるので群集シーンでもすぐに分かりましたが。腰にディスクアニマル下げてるしな!戦国時代なのに!
 
 撮影を見た後はちょいと時代村をまわって「時代劇マガジン」のバックナンバーをいくつか買って、暑かったのでそこそこの時間で退散。これで響鬼の映画を見る際の楽しみが一つ増えたワケです。
 でも多分、カメラのまわってた時間を考えるとエキストラ絡みのシーンて全部で3分もないんじゃなかろうか…。折角の衣裳、ちょっと勿体無いかも。
 2005年6月16日
 「こみっくパーティー」「Routes」「痕」の3タイトルが、PSPソフトになるという話。これってLeafファン的にはどうなんだろうか。いや、メーカーの意欲を評価するかどうかというのはともかく、ぶっちゃけこの3タイトルは(下手すりゃハード込みで)「買い」なのか、という。
 
 電算機としては、PSP自体は持っているから問題ないものの、ラインナップ的にはすごく微妙な感じ…。
 さすがに今、「こみパ」をイチからやる気はないし、「Routes」は未プレイで且つやってみたいゲームではあるものの、どうせやるならPC版買うしなあ。
 問題は「痕」。旧PC版の痕が移植されるなら、そりゃ買っちゃうだろうけど、リニューアルはなあ…。前回の時ですら、個人的にはアレだったのに。痕(と、「雫」)は一応今でも、Leafファンとしての心の拠り所だったりするので、できたら元のままソッとしておいて欲しいというのがホンネなんでありますが。ファミ通の記事には「彼女達に再び悲劇が!」とかいうアオリ文句が躍っとりましたが、そんなもん、再び悲劇なのはオレ達の方だろ!とツッコミそうになったり。しかし反面、あのシナリオのどこをどうイジったら一般向けソフトになるのかとか、怖いモノ見たさ的な興味はあるんだよな…。ま、痕は保留だ。出てから考えよう…。
 しかし現実的な問題として、携帯機でギャルゲーやりたい層って、あるんだろうか?ワンプレイ30分でエンディングになるなら、携帯機向きと言えるかもしんないけど。で、攻略対象ヒロインを120人ぐらいにして。いや、そういう問題か。
 
 あ、「うたわれるもの」のPS2への移植は素直に歓迎です。もう一度やってみたいゲームだったし、フルボイス化も嬉しい。ただ、プレイ時間の極端な延長とかはカンベンな!
 2005年6月12日
 先日のコミコミで発行した「プロジェクトM(マリみて)」について少々補足を。

 紅井さん、田亜湖さんと組んでのマリみて本を、最初に出したのが去年の「コミコミ6」。つまり今回のは何気にシリーズ一周年記念だったワケです。に、しては今回のが一番、制作に時間がかけられなかったんですけど(いや、ヤバかった…)、逆に3人とも大体同じ長さで、スパッと読めるネタを描いてきた分、全体のまとまりとしてはむしろ良かったかも。正に怪我の功名。

 で、電算機の描いた分に関しては
 

 イキオイでこんなシーンを入れた後に、よく考えたら「あるときは○○、またあるときは…」というフレーズの元ネタである「多羅尾伴内シリーズ」を一本も通しで見た事ないことに気付き、近所のビデオ屋で「七つの顔の男だぜ」を借りて見たりとか、「北斗の拳」のセリフを入れるのに確認の為にマンガ喫茶へ行き、そのままラオウが死ぬとこまで読んじゃったりとか、有効なのかどうか疑わしい時間の使い方をしつつ完成させました。
 この手のセリフの遊びを入れるのは好きなんですが、「元のフレーズだけ知ってて本編には触れた事ない」、「記憶しているフレーズが実際の物と違っている」とかいった事態が起こりがちなんで、ある程度は調べに気を遣いたいところではありますな。難しいけど。
 あと、「乃梨×瞳」という組み合わせを一度描いてみたかったので、その辺をちょいと入れてみたり。

 しかし別に続けて出そうとか決めてるワケでもないのに、一冊作ると「もう一冊いきましょう」という気持ちになるのがこのシリーズの作ってて面白いところ。
 ハシゴ酒みたいだな。
 2005年6月8日
 春のイベント群もこれでラスト、「コミック・コミュニケーション8」に参加して参りました。当日ブースに立ち寄っていただいた皆様、どうもありがとうございました〜。

 前回告知していたコピー本2種―「るーこの世界 その3」と合同本第4弾「プロジェクトM(マリみて)」―も何とか間に合いまして、当日は楽しい時を過ごせました。しかし、当日の朝に2種類の本のコピー→製本を行うのはさすがにデンジャラス。一年前の同イベントで全く同じ事をして、「もう二度とするまい」と誓ったはずなのに、全然成長しとらんなあ…。モンキーなんだよ、電算機。

 参加して、気になったことを少し。
 珍しく天候にも恵まれ、多くの参加者で賑わっていた今回のコミコミでしたが、何となく段々と、サークルも一般参加の方も撤収する時間帯が早くなってきているような…。まあこれは同人誌即売会全体に言える傾向かもしれないし、単に電算機の思い違いなのかもしれませんが。しかし立ち上げから5年を経て、イベント自体が良くも悪くも「定番化」してきてるのかなあ、とは感じましたよ。秋のコミコミは秋では初のインテックスでの開催との事で、そうやって目先のことでもいいので「変化」をつけていくのも大事かもなあ、とか思ったり思わなかったり。
 ジャンル的なもので言えば、やはり「ToHeart2」はかなり増えてましたねえ。自分でも本出してて、「今結構、波がきてるな」とか思いますもん。別に、勝ち馬に乗りたくてTH2本をやってるワケじゃないですが、今までウチの本をみた事ない人なんかに、読んでもらえるキッカケになれば嬉しいですよね。しかしこの勢いは、どこまでホンモノなのか…?
 「マリみて」の方はまだまだサークルも多く、すっかり安定ジャンルといった感じ。この先、どういった形でジャンルとして残っていくのか、逆に興味深いかも。
 あと、個人的に「最近だとこの辺が多いのかな?」とか思ってた「ネギま!」だの「ひぐらし」だのはあんまり見なかったような…。まだ関西までブームが来てないのかしらん。
 あ、もっともこれらは、あくまで会場を「ザッと見てまわった」だけの感想ですから。ぶっちゃけ、本売って、相方や知り合いと話して、とかしていたら、あまり本を買いに回れなかったんですよね…。それは、ちょっと残念。

 で、今回の飾り物ですが
 魂ガイキング、MIAケロッシマー(仮名)、メガハウスの織姫&夜一。全て犬部が持ち込んだものですが、この取り止めのなさは何!

 で、ガイキング強化型の手のひらパーツの手つきがあまりにやらしかったのでつい
 織姫を襲わせてしまうのであった…。
 「お、織姫ちゃん、ワ、ワシは〜」「いや〜!」

 イベント後は、紅井さん、田亜湖さんとしばし盛り上がった後、友人達とカラオケへ。
 …まあ何だ、やはり大の男が5人以上集まって「少年よ」を熱唱するのは、色々マズイと思った。
 いやだってアレ、絶対外に音漏れてただろ。キミら、響きすぎ!
 (もちろん、電算機もノリノリで歌っとったワケですが…)
 2005年6月3日
 えー、コミコミ8、寸前告知です(もっと早くやれ)。
 とりあえず今準備中なのが
 
 ToHeart2本(るーこ本)の3冊目。相変わらずのペラいコピー本ですが、一応新刊です。まだ、仕上がってないのも相変わらず…。

 もう一冊、いつものメンツによる合同マリみて本も発行予定。ただしこっちは電算機の分は完成してるものの、他のお二人が色々あってキツそうな感じ。予断は許されない状況、か…?
 
 こうして書いてみると、まだ確定してる新刊がないワケで。告知も説得力ない事甚だしい、すんません、今から原稿に戻ります。さっき職場で「おつかれさま」言ってきたとこだけど、オレは今からさらにつかれるんだぜー、みたいな。
 日曜はインテックスで、僕と握手!(んな余裕あんのか)
 2005年5月29日
 友人のサークル「時空特捜」さんの手伝いをしに、「関西コミティア26」に参加。
 やはり創作系即売会はいい…。本を見るのも刺激になるし、知り合いとマッタリ話ができる空気も嬉しい。手伝い、とは言うものの実質会場に入れてもらってる紅井さんにはマジに感謝しないと。あ、一応ちゃんと手伝いもしてますよ?コピー本折ったり、売り子したり。
 どうでもいいが朝からキンコーズでコピーしたり会場製本したりしていると、この手間をメイドさん出張サービスなんかに頼めないかなあ等とちょっと妄想してしまうのは秘密だ。黙々と、しかしキッチリ美麗なコピー本を作ってくれるメイドさん。いいよね。いやだから秘密だって。
 パロディでも創作でも、「いいな」と思える本を手にするとヤル気ゲージが回復するので、やはり興味あるイベントには色々と参加したいもんです、うん。機会があれば、次回も。

 どうでもいいが、今回委託販売コーナーで「ジャポニカ自由帳」の最新刊(多分)が買えたのはちょっとしたボーナス的嬉しさ。帰りに本屋寄ったら「サイダースファンクラブ」の単行本まで出てるし、今日はプチ小坂俊史デーか?
 小坂俊史の4コマはホント面白いねえ…。発想といいコマの運びといい、しかも量を描いていて、質は落ちない。ちょっと感心すらしてしまいますな。マイッタ。
 2005年5月23日
 現在、こっち(関西)では土曜の深夜に「鋼の錬金術師」の再放送がかかってるんですよ。まあ、ハガレンは本放送の時に結構見てたし、別に再放送見る事はないかな、と思ってたんですが、先日たまたまその時間に起きてたんで、ちょっとテレビつけてみたんですよ。
 …で、やってたのが「合成獣が哭く夜」…。久々に、たまたま見た回がこれとは。巡り合せがいいのか悪いのか。今見ても、キッツイ内容だよなあコレ、小中学生の頃に見たらトラウマになるんじゃないのか。そして、それがキッカケでズブズブとコッチの道へ…いやいや。

 まあそれはいいとして。コミコミに向けての原稿、その一がなんとか完成。で、続いてもう一冊作りたいんですが…。
 ネ、ネタが出ない。何描くか考えてるうちに、日曜が潰れちまった…。これ、最悪のパターン。ストレスもメチャ溜まるし。
 そもそもネタなんてもんは描こうとしてから考えるものではなくて、普段から作っておくもののハズ。押井守も確かそう言ってたし。「描きたい」と思ってることを描くから意味があるんであって、逆では本末転倒だよなあ。
 全く困ったもんだよ…あ、オレの事か。

 ここのところ出し物がコピー誌ばっかりですが、コミコミもその線で行く事になりそうです。売り場の見た目とかも考えると、そろそろオフで新しいヤツを、ビシッと出したいとこなんだけどね。
 2005年5月21日
 最近「To Heart2」の同人誌やらアンソロやらをつらつらと眺めていて、気になっていたのが主人公―河野貴明君のルックス。どの作家さんでも大体似たような感じで描いてるんで、「いくらなんでも統一されすぎてる、いつの間にオフィシャルの設定が出回ったんだろ」とかマヌケなこと思ったりしてたんですが。
 よく考えたら、「オフィシャルコミック」が電撃大王やその他の雑誌に載っていたのですね、全然忘れてたよ…。つか、全然その辺チェックしてなかったよ。あれ読めば、主人公のルックスなんて一発で分かったのに。あのマンガがどれくらい他の作家さんの参考にされているかは分かりませんが、「オフィシャル」ってことはLeaf側からの「主人公はこんな感じね」という提示と考えて間違いはないわけで。
 ちなみに電算機は、今まではゲーム中の描写を元に自分の想像で描いてました。別にギャルゲーの主人公なんだからそれでいいはずなんだけど。
 でも次描くときは、もうちょっとコミック版に似せてもよいかな、なんて思ったり…。

 え、何で今までオフィシャルコミックをチェックしてなかったのかって?
 いやー…だって、ぶっちゃけあんま面白くなさそうだったから…(ヒデエ奴…)。
 読み比べてみた結果、「電撃大王」版より「Gファンタジー」版の方が個人的には良さげな感じ。これからはチェックしてみっか。

 どうでもいいが最近のこのテの(どのテ?)ゲームとかマンガとかその他とかって、主人公のルックスが「カワイイ系」なのが増えてると思うんだけど、流行りなんだろうか。
 とりあえず「To Heart2」がアニメ化されたら、主人公のモエモエな描写に期待したいぞ。ムリか。
 2005年5月16日
 …とりあえず、一週間も更新が滞っていたら、仕事にまみれてるか原稿にまみれてるか、どちらかだと言う事で一つ…。うぅっ、情けねえ。
 え、今ですか?まあ、両方ですかね(苦笑)。仕事8割、原稿2割ぐらい。オレ、まみれすぎ。次回参加のコミコミ8は関西ではかなりの大場所なんで、気合入れて臨みたいんですけどね。もっと、鍛えんとな。

 で、仕事で夜遅くに家に帰ったら、何か録画してた番組でも見て気晴らししたいとこなんですが、この春はアホみたいな数の新番組があったにも拘わらず、現在も続けて視聴してる番組は数える程になってしまったなあ…。
 まあ、日曜朝のヒーロータイムは割りと鉄板なんですが(毎年戦隊モノかライダーか、どっちかは見てる…)、アニメだと現在好きで見てると言えるのは「まほらば」と「フタコイオルタナティブ」ぐらいですかね。どちらも、雰囲気が結構好きで。もっとも雰囲気自体は全然違いますが。片や和み系、片やトンガリ系(かなり乱暴な分け方)。

 この2作品て、どっちも一見すると典型的な「キャラクターテンコ盛りアニメ」に見えるんだけど、実際には主役がかなりハッキリしているという点が電算機の中では割とポイントでして。「フタコイ」だと主役の双子さん以外の双子さん(なんちゅー言い方だ)はほとんど「何しに来たの?」と言いたくなる程の出番しかないし、「まほらば」もメインヒロインの管理人さんとその他住人さんとの間には明らかな線引きがなされているワケで。最近はどうも、多種多様なキャラクターをウリにする番組ばっかのような気がしてたんで(実際はそうでもないか?)、これくらい主役と脇役の間に描かれ方やキャラの華やかさの差があった方がむしろ好感を持って見られるのかもしれません、個人的に。

 あ、もう一つ2作品に共通する点があった。これまたかなり個人的な事ですが、2つとも、原作を読んだりした事が全くない、って事…。「フタコイ」なんかはやっぱ、元の企画のファンは怒ってるんだろーか。
 逆に、「原作が好きだから」という理由で視聴を続けてる番組も1、2本かあるんですが…ま、その辺の事は、また機会がありましたら。
 2005年5月8日
 こ、こんなイイ物が発売されていたとは、電算機は先週まで気付いていませんでした…。

 「刑事コロンボ コンプリートDVD-BOX」

 言わずと知れた傑作ミステリドラマの全話ボックスですよ。
 この番組にはかなり思い入れがありましてねえ…。まだ子供の時分に、親が見てたのを後ろから覗いて、「な、なんて面白いドラマなんだ!」と衝撃を受けたのを今でも覚えていますよ。普通に見たって面白いドラマですが、けっこうミステリ好きなガキだったから、余計にね。子供の頃この番組が好きだったせいで、細かい事が気になると夜も眠れなくなった―かどうかは知りませんが。

 「でも、おたかいものだな?」

 そこが今回のポイントで、今まで発売されてた単品のDVDでは高くて手が出なかったところが、ボックス化でかなり割安に。税抜きで計算すると一本あたり約555円という、タッくんもビックリのお値段だ。これを逃す手はないぜ。



 …で、ついカッとなって買ってしまうのだった…。
 さすがに箱は大きいが、ピーターフォークのヘッドレプリカとかは付いてないから大丈夫だ。
 折角だから、一本何か見よう。…とゆーワケで第15話「溶ける糸」(レナード・ニモイの犯人役で有名)をチョイス。
 …
 ……
 ………
 「な、なんて面白いドラマなんだ!」
 有名な作品だから、今さら電算機が新しく褒める所なんてないけれども。しかしミステリとして質がよく、キャラクターの動きやリアクションを見ても面白く、更に主人公と悪役の対決ドラマとしても楽しめちゃうなんて、なんと贅沢な作品でありましょうか。「溶ける糸」なんてもう見るの3回目ぐらいでとっくにネタバレしてるのに、それでも面白いんだもんなあ。見る側として困る事は、一本あたりが長いので、一気に何本も見倒すのがキビシイ事ぐらいか。
 つーワケでこのボックスは一生モノとして、少しずつ楽しんでいこうと思うのでありました。まだ見てない話も結構あるんで、ジックリとね。

 …敢えてこのDVDの難を言えば、やはり「NBCミステリー・ムービーのテーマ」(日本ではほとんど「刑事コロンボのテーマ」)が聞けない、という事かなあ…。どうせなら「NHK放映バージョン」で収録してくれれば、あのテーマとイメージイラストと吹き替えキャストのテロップが楽しめるのに。(ムチャゆーな)
 
 2005年5月4日
 えー、先だっての5月1日、グランキューブ大阪で開催された「キャラコミ3」に参加してまいりました。
 当日ブースに立ち寄っていただいた皆様、どうもありがとうございました〜。

 まあ、GW中に一つぐらい地元のイベントにも参加しときたいかなあ、てな軽い気持ちで申し込んだワケですが…。美少女キャラクター系同人誌オンリー即売会との触れ込みなれど、同じフロアで企業参加の物販イベントや声優さんのラジオ番組の公録とかもあって、どうもそっちがメインだったような感じですな。最初の一時間弱ぐらいは一般参加の方々もこっちを見てまわってましたが、あとはなんとも…。本の売れ行きもほとんど初動のみ、みたいな。でもまあ、相方や知り合いの方とダベりながら過ごしてたら、いつの間にか時間が経って、結局最後まで居たんですけどね。
 …あー、今回はあまり、書くことがないなあ。以上、報告終わり。(えー

 …ところでこのイベント、いわゆる企業主催型のものだったのですが、どうやら色々と運営上のトラブルがあったようで…。ぶっちゃけ、ウチに参加確定の知らせが来たのも開催3日前だったんで、自サイトで告知も打たないでの参加になってしまったんですよね。欠席サークルも結構あったし、公式サイトの掲示板もなんか荒れ気味だし…。
 キャラグッズだの同人誌だのを含む、男性オタクをターゲットにしたビジネスって最近注目を集めているとかいないとか聞くけれど、企業側もそれなりのスキルを持って参入しないと、いい話にはならないんじゃないかなあ…などと、余計な事まで考えてしまった今回の参加でありました。

 最後に恒例の、今回の飾り物。
 

 ルナマリア&赤ガナーザクウォーリア祭り。
 まあ、キカイダーだのアクマイザーだの飾るよりは、今回のイベントには合ってるだろ、って事で。(そうか?)


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