■日々のひらめき2006年3〜4月
 2006/4/30 黄金週間の現状
 
 どうも、世間は昨日今日あたりからGWとやらに突入しているようですが。
 土、日以外は普通に仕事に行く電算機には、どうやら今年も無縁なものらしいですよ?
 いや、仕事があるのはいいことなんですけどね。働き者だなあオレ。
 …くそう、くやしくなんかない。

 まあ、せっかくだから気分だけでも開放感を味わおうかとこの土日は色々やってみましたよ。「よつばと!」の5巻を読んだり、溜まってた録画番組を消化したり、友人達と映画とカラオケに繰り出したり…。
 なんだァーッ、いきなり予想外!これはただのいつもの週末ではないか!(そらそうだ)
 まあ、外に出て世間の浮かれた空気を味わうのもある意味オツなもんではありますが…。

 ちなみに観た映画は「トム・ヤム・クン!」。以前に「マッハ」を観に行った時にはよく映画を一緒に行く友人と2人だけだったんだけど、今回は5人も集まった。出世したぞトニー・ジャー!しかし上映館は未だミニシアターだった。先は長いぞトニー・ジャー!
 前作同様、アクションシーンは凄まじいの一言。個人的には途中で出てきたカポエイラ使いの動きが嬉しかったり。あとはやはり階段上の長ーいアクションのワンカット撮りですかね。あれは凄い。

 来週中まではまだGWか…次の週末も、ちょっとばかし浮かれ気分を味わいたいものです。今から、何するか考えておこう。

 2006/4/28 忙しい時はラクガキなしの方向で 
 次回参加予定のイベントは、コミコミことComicCommunication10。
 て、もう今年もそんな時期か。申込みのミスがなければ無事参加できるはず…です。
 どんな本作ってくか、現時点では未定。そろそろ決めなくちゃマズイんですが。

 代わりというワケじゃないけど、コミコミ合わせでは友人主催の「涼宮ハルヒの憂鬱」本に数枚寄稿することが決まってます。原作のノベルは思いのほか面白く(雑記3月31日分参照)、結局既刊は全部読んでしまったのでネタ出しには困らないな…。
 以前の「イリヤの空、UFOの夏」の時と同じく、読んで面白かったので何か描いておきたい、てなスタンスですが、現在アニメ版が盛り上がってるので(ちと盛り上がりすぎのような?)こちらを基準にネタを考えた方がいいのかなあ。
 時間はあまりないので早く手をつけねば。形になってきたらまたお知らせ載せるかも。
 しかしなんか、ここんとこコミコミの度にラノベ系のネタ描いてる気がするなあ。そんなに読んではいないはずなんですが。
 
 さて当面の目標は…とりあえず午前様が常態化している平日の生活をなんとかすることか。このままじゃラクガキするのすらままならねえー。
 2006/4/22 ウルトラマン、ナンバー…いくつ?
 
 春からのウルトラ新シリーズ、「ウルトラマンメビウス」の出だしがなかなか意欲的。
 今まで一般人の主人公(ウルトラマン)が怪獣迎撃チームに入隊するという出だしはよくあったけど、チームのほとんどのメンバーが素人、というのは目新しいような。出だしの主人公はウルトラマンよりむしろ自らの生活を投げうってチームに参加する他のメンバーであって、こりゃこのシリーズはこれまで以上に隊員の個性とその団結のドラマがメインになりそうな予感ですよ。
 それはそれで結構期待させる展開なんだけど。ただ人間側のドラマに力を裂くあまり、各怪獣なり宇宙人なりの個性が目立たなくなるのじゃないかという懸念もちょっとあり。ウルトラの怪獣は特に、平成ライダーの怪人やナントカガンダム以外のMSみたいになっちゃうと寂しいと思うのよ。しかしせっかくの隊員の設定を使わないのももったいないので、そのへんの匙加減をうまくやれば、面白い番組になるんじゃないかと思います。ウルトラ兄弟の復活だけがウリじゃ困るしね。
 
 で、そのウルトラ兄弟が勢揃いする予定らしい秋公開の「メビウス」の劇場版。どうせやるなら、タイと合作にしてハヌマーンも復活させてくれとか思うのは電算機だけじゃないはずだ。
 今のタイ映画界と組めばスゴイぜ?きっとワイヤーもCGも使わない、ガチなウルトラマンができてくるぜ?(←それ、ただのウルトラファイト)。

 2006/4/15 HDD、ブイヤーッ
 
 この四月になって、電算機もやっとHDDレコーダーを買いましたよ(今ごろ!)。
 早速実戦投入、これで我が録画環境も世間並みだぜ?今まで使ってたビデオデッキは家族に使ってもらおう。
 現在怒涛の春の新番ラッシュ中ですが、この新兵器の導入でだいぶラクになりますよ。一日5、6本ぐらい録っていっても平気さ。

 …そんなにいつ見るのか、という問題は全く解消されませんが!
 てゆうか普通にサラリーマン生活送ってたらムリだろ、やっぱ。こりゃ先に使ってる友人たちの言う「録るだけ録って見ないからいつの間にかハードディスクが一杯だ現象だッ」が早くも我が身を襲いそうな予感。
 その春の新番、一原作ファンとして「うたわれるもの」には頑張ってほしいところ。とりあえず出だしは丁寧なつくりで安心しました。序盤は地味な展開なんで、原作を知らない視聴者が付いてくるかが心配ですが。あとは作画がどこまで保てるか…これから合戦シーンとかが増えてくるはずだから、作る方は大変だろうしなあ。
 個人的にはアルルゥの声が沢城みゆき、というだけで見る気50%ぐらいアップですよ。あと、ハクオロも声がついたらやたらカッコよくなったな。

 他の番組についてはまた別の機会にでも。あ、「涼宮ハルヒの憂鬱」の1話は、腹抱えて笑いましたよ。

 2006/4/10 春の旅
 
 先日、友人のサークルさんに誘われて四国まで足を延ばしてきました。本場の讃岐うどん食べまくりツアー。
 ただし、ただの食い道楽ではなく、友人が発行する同人誌の取材旅行、というのがミソ。食べた店のレポートマンガを描くというのが本来のお題目でして。

 いやしかし、さすが本場だけあってあちらのうどんは美味い!それなりの店構えの所から、民家の真っ只中の製麺所で出来たての麺をいただいてその場でカップにあけて食べたりするのまで、色んな店をまわりましたが、どこのもコシがあって素晴らしいっス。もう途中で取材がどうとか忘れておりました。

 せっかくの四国なのでついでに金毘羅さまのお参りなどにも行ってみたんですが、丁度桜が満開になっていたのでちょっとした花見気分。長い石段を登る足も軽くなろうというものです。
 なんつーか、即売会に出るついでというのじゃなく、純粋に美味しい物食べたり景色を楽しんだりするオタらしからぬ旅もいいものだなあと妙な感慨を覚えた週末でありました。
 
…移動に使ったレンタカーの車内で、アニソンが途切れる事はなかったというのはナイショだぜ?

 2006/4/1 月間終了
 
 先日、最新刊「くもりガラスの向こう側」が発売になって、即売会等を含めた個人的マリみて強化月間も終了〜。けっこう長いひと月だった。
 しかし、最新刊には驚きましたね。なんせ本編が終わった次のページめくったらいきなり映画化決定の告知ですもんね、そりゃビックリもするって。しかも当初噂されてた「山百合会VS暗黒山百合会」じゃなくて、まさかの実写映画化。いや、コミック等が原作のドラマやら映画が元気なこのご時世ですから、これは期待していいんじゃないですかね。祥子様は誰が演じるんだろう、楽しみ。祐巳役はやはり、新人のオーディションをして決めるのかなあ。タイトルの「マリア様がみてる 念力珍作戦」というのにちょっとだけ不安も感じますが、続報をワクワクしながら待ちたいと思います。20006年秋公開かあ、もうすぐだよね。

 月間といえば「Webラジオ マリア様がみてる」も3月からスタート。まだ2回しかやってないけど、結構イケるんじゃないでしょうか。ミニドラマが…てゆうか伊藤美紀のハジケ方がなかなか。祥子様オイシイなあ。このまま祥子の壊れっぷりを楽しむ番組になってもいいくらいだ。

 …あ、今回の記事、Webラジオに関しての部分は本当のことですんで…。

 2006/3/31 突発的ラノベ週間
 
 この2週ほどで、「涼宮ハルヒの憂鬱」以下シリーズ3本ほど読んでみたんですよ。唐突だなオイ。
 まあ何を今さらなんですが、谷川流氏の著作にはちょっと興味あったもののなかなか読む機会なかったんで、春からアニメ化するという今の機会を狙ってエイヤっと。アニメを先に見ちゃうと、原作に先入観ができちゃいますからな。
 
 …いや、なかなかに面白かったんですが。特に一冊目が。ただなるほど、おばあちゃんが―いや読んでる知人が言ってた「原作の持ち味をそのままアニメにするのは難しい」という意見にも頷ける。これ、一人称の小説として描かないと(つーかあの主人公の語り口でないと)、筋やセリフをそのままアニメにしてもかなり厳しそうだなあ。ファンの人はやはり心配してるんだろうか。

 ところで2週もライトノベルばかり読んでいると、さすがにちょっと大人としてマズイような気がしてくる。別に作品が悪いワケではもちろんないけど、メイド服美少女が別の美少女にヒン剥かれるシーンの活字を出勤中のバスで読んでいるサラリーマンてどーなのよ、とか。とりあえず続きは置いといて、そろそろ何か自己啓発書でも読んで仕事に活かすべきか。
 …と思ったら今日はマリみて最新刊の発売日なのだった。オーマイガー(イヤなんかい)。ラノベ週間はもうちょっとだけ続くんじゃ。

 2006/3/27 春の新番ラッシュびん
 
 気が付けばそろそろ4月。毎年恒例の、春のアニメ新番ラッシュが始まるワケですが。
 …えーっと、今年はその数40本を超えるっていう話でしたっけ?そんなにチェックできませんよ?どれを見るか、考えるだけでも大変そうだ。

 現在でさえ、録画した番組を週内で見るのは時間的にアレなのに。今年はまた1、2月から始まった日曜朝の特撮ヒーロー番組がどれも結構ツボでねえ。春に向けて見るもの減らしとくどころか逆に増えてるような感じ。で、先日から関西の地上波でも見れるようになった「びんちょうタン」のアニメがまた割りとイイのですよ、個人的に。
 ファンシーなキャラクター(笑)と、異様なほど淡々としたお話&演出の組み合わせがなかなか。普通に見れば癒し系番組なんだろうけど、出てるキャラのせいもあってちょっと不気味な感じも。その辺が味だ。音楽や井上喜久子の語りも良いです。
 残念なのは、EDの「びんちょう音頭」くらい。野中藍が悲惨な歌詞を淡々と歌うようなヤツには変わっていなかった(当たり前だ)。

 …しかしこんな調子で見るもの増やしていったら、春以降はエライことになりそう…。アニメに限った話じゃなく、この物も情報も溢れ気味な世の中、受ける側にも自分に合った物を取捨選択する努力が求められているワケですネ!よし頑張ろう。
 ―なんか不毛な努力のような気もしますが。

 2006/3/21 子羊たちの春休み・レポ
 
 2ヶ月続きで東京行きだぜ、「子羊たちの春休み」に先日参加して参りました。当日ブースに立ち寄っていただいた皆様、どうもありがとうございました〜。
 
 イベントの様子ですが…まずは当日のブースの飾り付け。
 今回はオモチャ飾ってません。つか、合同サークルなんだからあんまり勝手はできんわな。
 目玉はなんといっても、「泥の沼組」の田亜湖さんが新刊の表紙の絵を使って作ったポスター。思わず「○日から公開」と書いた板に貼って駅前の電柱に飾ってしまいたい出来(褒めてます)。ちなみに、新刊や当日再販した既刊についてはこのページを見れば分かる…カモシレーヌ。
 イベント中は…カップ麺の箱をひたすら潰したり紅白黄3色の午後の紅茶を3人で取り合ったり真後ろのサークルさんが立ててた等身大可南子の立て看に初めて並んで立って、そのデカさを体感したりしてみたり。
 何のイベントだ。
 もちろん本の売り買いもしましたとも。今回は売り物が6種もあったんで並べるのが大変でしたが、その分全種一気買いとかが出るととても嬉しい。そして自分で買った本はと言えば、瞳子か可南子の表紙のものばかり。時代は一年生だぜ?

 ちょっと真面目な話をすると、全体の熱気みたいなものは、去年までのイベントに比べるとやや落ちてた感じか…。まあ、これは時期的なものもあるし仕方ないでしょう。あとワンフロアを分けて他に2つのイベントが同時開催だったせいか、会場のムードがやや散漫な感じがしたのは残念でした。マリみてのイベントって、特に会場ムードが大事だと思うんで。
 新刊はオフセにして出来自体はとても嬉しいんだけど、自分の担当ページに頭抱えるのは一緒。売り上げはほぼ読み通りという感じ…たまにはいい方向に裏切ってくれ。
 そんなイベントでありました。

 イベント後は田亜湖さんのお知り合いの方たちも合流して、カラオケで打ち上げ。今回はイベント前日の土曜から田亜湖さん、「時空特捜」の紅井さんと共に行動してたわけで、イベント以外の時間も有意義だったのが何より収穫。
 今回時間がなくて行けなかったへドリアン…もとい曽我町子の店には、次の機会にでも行くとしよう。できれば、また今回のメンバーで。

 2006/3/16 準備は万端?
 
 一週間ぶりに、シャバにかえってきたぜ〜。

 とりあえずマリみて本の原稿は終了、入稿も無事完了した模様。これであとは週末を迎えるのみ。執筆者3人、雁首そろえて「子羊たちの春休み」に参加します。

 当日は新刊の他に、過去のコピー本もまとめて再販する予定。一番古いので…もう2年近く前のか。いつものことながら、昔の己の原稿見るのは心臓に悪い。
 最初の本出した時って、まだマリみてのアニメ放映してる途中だったんですよね。そう考えると、出してから随分経つような気がするなあ。
 どうでもいいけどこないだビデオテープの整理してたら、録画してたアニメ版がでてきたんで久々に流したんだけど…伊藤静の演じる令ちゃんて、現在の目で見ると逆に新鮮な感じ。今キャスティングしたら、もっと色っぽいキャラをアテたりして…(って、誰よ?)。
 
 そんなワケで週末は今度こそ余裕を持って上京して、当日はイベント名通りの春の休日を、マッタリ楽しみたいと思います。もっともこちらは、子羊と言うより大きいオオカミさんだがなー、ウエッヘッヘー(聖さま的ギャグ)。

 2006/3/7 ドリル、コイル、縦ロール
 
 韻を踏んで、山本正之の作詞みたい?
 
 今度出るマリみてオンリーの会場大田区産業プラザPioは、かなり久々に行く場所。03年3月の「雫」オンリーに参加した時以来だから、丸3年振りぐらいですか。で、その参加時に同会場でマリみてオンリーも開催されてて、電算機は初めて同ジャンルの即売会見てまわったのでした。
 当時は原作もまだ前薔薇様の卒業あたりまでしか読んでなくて、乃梨子や瞳子が表紙の本を見て「誰コレ」とか思ってたぐらいだから、ほんとビギナー。何もかもが懐かしい。で、乃梨子はともかく瞳子はあのルックスなので、当時は全く重要キャラだと思えなかったのを今でも覚えてますよ。
 それが何の因果か落ちぶれて、今じゃあマリみて描く時は2回に1回は瞳子メインぐらいの勢いに。そんなに瞳子が好きになったのか(ゾフィー隊長風)。

 ところで、最近の瞳子。以前はねえ、瞳子のどこがよいのかを説明するのに「あのルックスも性格も全然カワイクないとこがカワイイんじゃないですか」とか言ってたもんなんですが、最近は「ツンデレ」という便利な言葉ができたおかげで瞳子もその系統と捉えられることが多くなったようで…ファンサイトとかでも「瞳子のツンツンぶりが…」とか書かれるの見るしな。
 いや、間違ってはいないとは思うんだけど、なんかそう言われるといかにも類型的な「安い」キャラだと言われてるようでもあり、ファン心理としてはフクザツ(笑)。まあ、多分に言葉遊び的な部分があるんでしょうが…。
 そんなワケで、次のイベントでは女性作家のちょっとシリアス気味な瞳子の本とか探したい気分。それこそ「オトコではここまでは描けんわー」みたいなヤツを。今までも結構買ったけど…。あ、もちろん電算機自身もそういうのはムリですから、大人しくツンツンちょっとデレな瞳子描いて行こうと思います(結局そうなるのかよ)。

 2006/3/3 子羊たちの春休み
 次回参加イベント告知。
 3月19日、マリみてオンリーイベント「子羊たちの春休み」に参加します。…て、また東京のイベント。金銭的に大丈夫なのかオレ。

 久々の―約1年ぶりのマリみてオンリーですね。今回も単独での参加ではなくて、マリみて本やる時にいつも組ませてもらっている時空特捜さん、泥の沼組さんとのユニット「オレと泥沼時空」としての合同参加という形。ユニットの代表は時空特捜さんなので、新刊等の詳しい情報は、コチラで随時…。
 そう、新刊。折角の関東でのオンリー参加なので、当日はオフセットの合同誌を用意して行く予定ですよ。今まではずっとコピー本だったのに…これは気合いの表れか?ここはひとつ、電算機もオフにふさわしい、いつもより高尚なノリの原稿を準備させていただきますよ。

 …どう見てもいつも通りです。本当に(以下略
 ああ、オレもクロックアップ状態で原稿やりてえー。

 そうそう、マリみて原作の新刊は、3月31日発売だそうで…残念ながらイベント中に、新作の話はできないわけだ。で、原作の展開次第では、祐巳と瞳子が姉妹でない状態の漫画を描けるのは、これが最後の機会になるかもしれない。
 む、がんばろう。


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